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オレサマ的な王子さま**
第11章 甘え
夕夏先回りして哲平の現地マンションにいた。

好きにするわ

哲平、約束ですよ

どこまでもついていく

どこまでも

振り払っても、哲平の後を




「夕夏さん、なれた?」

何だかんだでナンシーさんと意気投合してました。

「哲平、抱きながら、夕夏、夕夏って本当一途なんだね」

「ごめんなさいね、私の代わりをでも時々貸し出すね」


「哲平怒らないかな?夕夏さんがいたら?」


「まあその時はナンシーよろしく」












「社長・・・・気をつけて」


「ん・・・・」


後ろ姿が哀愁がたなびいている



飛行機に乗り、座席で出るのはため息ばかり・・・・
ナンシーがあいつカメラマンとグルだったのか?




目を瞑ると夕夏の微笑んだ顔ばかり思い出してしまう

「夕夏・・・どこにいるのか?夕夏」


鬼にも涙
頬を一筋流れ出た




「お客さま、如何されましたか?」


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