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曖昧☆Bboys
第24章 大人の魅力
えっと、どこやったけなあ?

財布の中のカード類をデスクに並べて美容室のメンバーズカードを探す。


あっ、あった!あった!


メンバーズカードと一緒に紅林さんのメルアドのポストイットも出てきた。


あれ?予約なら直接電話すればいっか。


ポストイットはそのまま、メンバーズカードの裏を見てナンバーを押す。


『はい、美容室ナチュラルでございます』


電話に出たのは女性の人だった。


『あの...紅林さんで、今日の6時予約できますか?』


『えっ...あ~、少々、お待ち下さい。あの、お名前よろしいでししょうか?』


『あ、平泉美咲です!』


あまり対応の良い人じゃないけど、暫く待つと電話の向こうで、紅林さんの声が小さく聞こえた。

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