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曖昧☆Bboys
第29章 背中
「きゃははっ、これマジ笑える」
めっきり少なくなった久しぶりの彰吾との寛ぎタイムに私はいくらか浮かれていた。
普段は好きでもないバラエティー番組さえも楽しく観ている。
なのに彰吾はひたすらスマホを触っている。
「ねえ、ちょっとこれ観ないの?彰吾好きだったじゃん」
「ああ、今はちょっと...」
「なに?ゲーム?」
私が彰吾のスマホを覗き込むとさっと、画面を消した。
「違う、メール」
「誰?」
「新しく組むドラマーだよ」
「ふ~ん」
慌てて消したのが妙に引っかかった。
めっきり少なくなった久しぶりの彰吾との寛ぎタイムに私はいくらか浮かれていた。
普段は好きでもないバラエティー番組さえも楽しく観ている。
なのに彰吾はひたすらスマホを触っている。
「ねえ、ちょっとこれ観ないの?彰吾好きだったじゃん」
「ああ、今はちょっと...」
「なに?ゲーム?」
私が彰吾のスマホを覗き込むとさっと、画面を消した。
「違う、メール」
「誰?」
「新しく組むドラマーだよ」
「ふ~ん」
慌てて消したのが妙に引っかかった。