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曖昧☆Bboys
第29章 背中
まさか...
前にもラインのお知らせだらけの事があった事を思い出した。
よからぬ不安が押し寄せる。
そんなふうに疑ってしまうのは自分も浮気していたから...
そう、私にはそれを問いただす権利も資格もない。
それに...怖かった。
彰吾が別の誰かを好きになっているなんて考えただけでもぞっとした。
都合が良すぎるけど、本当にそう思ったのだ。
「あ、俺明日早いから寝るわ」
彰吾はスマホを閉じ、ベッドに入り込む。
「あ、私も寝るよ」
電気を消して、私も追うように同じベッドに横たわった。