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曖昧☆Bboys
第29章 背中


「おやすみ」


「うん、おやすみ」


彰吾は壁の方を向いて私に背を向けた。


あれきり私達はもうしていない。


それどころかすっかりよそよそしくなってギクシャクとした空気のままだ。


「寒い...」


彰吾の背にピタリと寄り添う。


早くも彰吾のスウスウと静かな寝息が聞こえ、なにも答えなかった。
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