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曖昧☆Bboys
第30章 ビミョーな二人
「じゃあね、また連絡して」
店を出ると智也さんが亜紀を迎えに来ていた。
いいなあ…結構愛されてるじゃん。
「うん、またね〜今日はありがとう!」
亜紀は智也さんと夜の街の人混みに消えて行った。
彰吾帰ってきてるかな…
スプリングコートじゃ肌寒く感じるのは心が寒いからだろう。
トボトボと歩み始める。
「美咲!」
突然背後から霧人の声が聞こえた。
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