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曖昧☆Bboys
第32章 私の望み
帰り道色々考えた。
彰吾の事。
霧人の事。
これからの事。
何一つ答えは出ないけど。
ハッキリしてる事。
私はまだ彰吾が好きだ。
霧人も好きだけど...
彰吾に対してはもっともっと深い思いが私の中にある。
それはきっと二人で過ごした時間が生んだものなのだろう。
アナウンスが流れ、私は電車を降りる。
きっかけはいつかやってくるだろう。
そう、やまない雨はない。
雨上がりの夜道をテクテクと歩く。
「美咲ちゃ~ん」
後ろから彰吾の声がした。