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第36章 幸せなひと時

「コレが欲しかったんだろ？欲しかったんだろ？」


彰吾は奥深く腰を打ち付けた。


「ああっ…そうっ…コレが欲っかったのっ…彰吾がっ…彰吾がっ…」


彰吾の飴と鞭のような愛し方は生活でもSEXでも同じ。


でもそこが離れられない彰吾の魅力と気付いてしまった。


彰吾に翻弄される自分がここにいる。


彰吾に溺れている自分がいる。


そんな私悔しいけど認めたくないけど…


まだ彰吾に愛されたくて愛したくて堪らない私…


ここにまだいるよ……