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曖昧☆Bboys
第1章 Two years ago.
レトリバー君の名前は彰吾。


私より4つ下だ。


爽やかに笑う彰吾の横顔がキラキラして見えた。


もし、この時名前を聞かなかったら、このままご馳走様って言って別れていたら、違っていたのかもしれない。


でも、私はこの瞬間恋が降ってきてしまったようだ。


「ねえ、美咲ちゃん、俺ともっと仲良くなろうよ」


「うん」


そんな言葉に私は頷いてしまった。
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