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曖昧☆Bboys
第57章 二人分
「横綱級の男の子産む気?」


「まさか、彰吾と私の子だよ!きっと食べても太らないタイプよ」


そうポロリと言うと彰吾のガッチリとした筋肉質は身体を思い出して慌ててかき消した。


亜紀はなんだか切なそうに私を見ている。


「すみませ~ん!モンブランとコーヒーゼリー下さい」


再び横を通る店員に追加注文した。


「やっぱり二つ食べるんだ」


「もちろん」


そう応えると亜紀が笑った。


私もニッコリ笑ってお腹を撫でた。

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