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曖昧☆Bboys
第8章 秘密のKiss
私は一人になってしまった。


だけどこの間とは状況が違う。


店は混んでいるのだ。


一人グラスを傾けていると嫌でも霧人が他の客と会話しているのが耳に入ってきた。


「霧人さんはイケメンだもんね~モテるでしょっ」


「いや、そんな事はないですよ」


謙遜しているが、モテるに決まってる。


彰吾がいる私でさえも今にも恋に落ちそうなんだから!


楽しそうに他の客と話している霧人横顔を見ると胸の中がイラっとする。


ほらっその顔よ!


そうやって女性を魅了するんだからっ!


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