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ローティーン漂流
第1章 流れ着いた無人島
大学生になって初めての夏休み。僕は、沖縄にバイトに行こうと船に乗った。
ところが、台風が近づいていたのか途中で嵐になり、ついに船は沈没してしまった。
気がつくと、見知らぬ島に流れ着いていた。そんなに小さな島ではなかった。山が高くそびえているのが、見えた。天候は回復し、雲1つない青空。そして、やたら暑かった。
グーっ。腹が減った。助かったことは助かったが、食べ物がないと死んでしまう。
歩いた。着ていた服はなくなっていて、僕は、上半身裸、下はトランクス1枚だった。靴もなく、靴下はかろうじてあったが穴だらけ。
やがて、人影が見えた。
「あのー」
声をかけた。
すると人影が「キャアアアアー」と女子の声で悲鳴をあげ逃げていくのが見えた。その後ろ姿がチラと見えた。全裸裸族の島に流れ着いた
小屋が集まっている場所があった。広場みたいなところに歩いていくと、遠巻きに人が集まってきた。人は、みな日本人、しかも年の頃中学生くらいの女子ばかりだった。全員、全裸のようで、僕が通りかかると皆、シュロのような大きな葉っぱでカラダを隠した。
やがて一人だけ服を着た女子が、僕に
「こちらへどうぞ」と声をかけてきた。案内され、僕は、小屋の1つに入った。
ところが、台風が近づいていたのか途中で嵐になり、ついに船は沈没してしまった。
気がつくと、見知らぬ島に流れ着いていた。そんなに小さな島ではなかった。山が高くそびえているのが、見えた。天候は回復し、雲1つない青空。そして、やたら暑かった。
グーっ。腹が減った。助かったことは助かったが、食べ物がないと死んでしまう。
歩いた。着ていた服はなくなっていて、僕は、上半身裸、下はトランクス1枚だった。靴もなく、靴下はかろうじてあったが穴だらけ。
やがて、人影が見えた。
「あのー」
声をかけた。
すると人影が「キャアアアアー」と女子の声で悲鳴をあげ逃げていくのが見えた。その後ろ姿がチラと見えた。全裸裸族の島に流れ着いた
小屋が集まっている場所があった。広場みたいなところに歩いていくと、遠巻きに人が集まってきた。人は、みな日本人、しかも年の頃中学生くらいの女子ばかりだった。全員、全裸のようで、僕が通りかかると皆、シュロのような大きな葉っぱでカラダを隠した。
やがて一人だけ服を着た女子が、僕に
「こちらへどうぞ」と声をかけてきた。案内され、僕は、小屋の1つに入った。