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私の逆ハー性活
第5章 璃子の愛
返事を早くしなければ夕からまた何をされるか分からないという不安だけが、額に滲む冷や汗と一緒に襲ってきて、璃子の口から正直な言葉を言わせる。
「だ、ダメ……んむっ!」
しかし無情にも、その言葉をはっきり聞いた後、夕は璃子の唇に口付けた。
……ひ、酷い……。
ダメって言ったのに……。
璃子は悲しみを堪えながら目を閉じ、涙を目の端に溜める。
「〜〜……!」
そして夕からの強引な口付けに、五分前の事も忘れてしまうぐらいすぐに翻弄され始めた。