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第5章 璃子の愛

「分かった。やめる」





暗い視界の中、夕の呟き声が聞こえてくると、璃子は不思議になった。

そして言葉の意図を確かめる為に両手を顔から降ろそうとした時。




……夕の手が璃子の下着を、一気に足首まで下げる。






「えっ！？ やっ……！」





指での挿入は止んだが、突然陰部をさらけ出され、恥ずかしい事に変わりない。

そのまま夕の方を見て、左の足首に下着を掛けた状態にされていると分かると、璃子は顔を青ざめた。




とうの本人がズボンとボクサーパンツを脱ぎながら、再び璃子の両膝を掴む光景も……悪夢のようでしかなかった。







「……指をやめて、コッチでする。璃子、ほら……璃子もコッチが良いよな？」





そそり勃った欲望を膣孔へあてがうと、一気に貫いてくる夕。

指と同様、ぬるりと簡単に挿入出来たが、指の倍以上の太さと長さのソレに、璃子は愉悦の声を漏らしながら鳥肌を立たせた。





「……っ、あっ！ ああっ……！」