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私の逆ハー性活
第5章 璃子の愛




ベッドで膝を抱いて座り、ぼんやりとしながらいつの間にか大人になった自分を実感する。



時計の針が既に10時を指している事にも気づかなかった。




突然トントンとドアがノックされ、ドアの向こうから声が聞こえてくると、……上の空に返事をする。





「璃子ちゃん、入るよ」

「……はい」





先程夕から抱かれた時のままの姿でいるなら、きっと翔は驚いた筈だが。




ちゃんと下着を履いた璃子へ、翔は部屋に入った後、夕との事は何も気づかずにニコリと微笑みかけた。







「おはよう。今日はね、璃子ちゃんにプレゼントがあるんだ」

「プレゼント……?」

「そう。昨日の事があって、今日一日だけ璃子ちゃんを外出させようって事になったんだよ」

「外出……?」






ドアの前に立ち、翔が何故嬉しそうに話すのか、翔の話を聞くとその理由がすぐに分かった。
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