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第7章 嫉妬

それがムダな抵抗だと分かっているが、少しでもこの涙が溢れる程沸き起こる羞恥心を抑えたくて。




「じゃあ次は下着の中に手入れて、気持ち良いとこ触って」





次の命令にも、静かに従う。

両足を開いたまま左手はベッドに付け、右手をそっと下着の中へ潜り込ませると、膨らんだ箇所を中指の指先で優しく撫で始める。





「んっ……」


「いつも俺達からされるようにね」





そう言われて普段三人からされている時の事を思い出しながら一度指を肉ビラの間へ伸ばし、指にぬるついた蜜を纏わせる。

そしてそのまままた花芽へ指を移動させると、蜜を纏ったことでさっきよりも気持ち良いと感じながら、花芽をくにくにと捏ねた。





「は、あっ……龍ちゃん……」

「何？ 自分でするのが恥ずかしいの？ そんなわけないよね？」





近付いてくる足音。

恥ずかしくて俯いていた顔をゆっくり上げると、目の前に立った龍太郎と目が合った。





「下着こんな濡らしてるくせに」





冷たく言い放った龍太郎は蔑むような瞳で璃子を見下ろしながら、下着の濡れた場所を下から上へ人差し指でなぞる。