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私の逆ハー性活
第8章 ペットと彼女の狭間
龍太郎から抱かれた後、璃子はあまり記憶にない程の意識で自分の部屋へ戻り、ベットに横になった。
何も考えたくない。
約束の事も、ペットの事も全部。
そんな胸中で目を閉じていると、気づけば時間が過ぎ。
ドアのノックする音で、体を起こした。
その後部屋に入って来たのは、夕だった。
黒のTシャツとジーンズというラフな私服姿で、無表情に夕は璃子へ話し掛ける。
「璃子、飯」
「あ、うん……」
……そういえば夕君と話すのは久しぶり。
こないだ怒っていたから、まだ怒ってるかもしれない……。
ベットから降り、ドアの方へ歩みながら、璃子は夕の顔が見れずに緊張する。
そのままキッチンに向かっても、その態度は変えられなかった。