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私の逆ハー性活
第8章 ペットと彼女の狭間


二人が一軒家から出ていくと、先に璃子の方が話し出した。



「ごめんなさい……ワガママ言って……」

「……ちゃんと責任取ってくれんだよな?」

「えっ……?」




ぐいっと腕を引っぱられ、ソファに押し倒される。

驚く暇もないその夕の行動に、璃子は心臓をドキドキさせる。





「四人でしても良かったんだけど、璃子、そんな事したら本気で俺の事嫌うだろ?」

「あ、当たり前だよ……」

「璃子があの二人に交じって三人で俺のをしゃぶる姿、すげぇ可愛いと思うんだけど?」

「何を言って……」





覆いかぶさった状態でニヤリと笑い、だんだん顔を近づけてくる夕に、次第と危機感を感じた。




「夕君……どうしたの?」





もしかしなくても夕君はこのままする気……?

顔がどんどん近づいてくる……。

ウットリとした目で、私の顔を見ながら。




「どうしたって、何が? 璃子」

「夕君……顔が狼……」

「……狼?」





璃子の言葉に一瞬動きを止め、夕は顔をキョトンとさせた。

しかしそれも束の間。

またすぐに璃子の方へ顔を近づけ始め、耳を軽く吸い上げる。





「……煽ってんじゃねーよ。我慢効かなくなんだろ」





ちゅ、ちゅ、と何度か繰り返すと、真剣に囁く。




「んうっ……」




ぞわりと感じる甘い痺れに璃子は両目を閉じ、熱い吐息を漏らした。





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