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私の逆ハー性活
第8章 ペットと彼女の狭間
……唇が震え、上手く話せない。
言われた通り、私には関係のない事なのかもしれない。
夕君の気持ちに答えられるわけじゃない。
でも、見て見ぬふりも出来ない……。
こんな曖昧な気持ちのままじゃいけない事も分かってるのに。
「……ごめん。でも……しないで? 他の人と……」
かあっと体温を上げながら、璃子は話した。
夕はそんな璃子を見て一瞬ピクッと眉を吊り上げ。
たかと思うと、蔑むように鼻で笑った。
「……お前さ、それ本気で言ってんの?」
そしてチッと舌打ちし、暫く黙り込むと膣口から性器を引き抜き、女を床に降ろす。
二人は急に夕が行為を止め、驚きながら夕に尋ねるも。
「夕? どうしたの? しないの?」
「ちょっと夕、誰? この子。彼女?」
夕は二人に視線も向けずに、低く答える。
「……ごめん。帰って」
「はあっ!? 何言ってんの!?」
夕の信じられない言葉と二人がそのまま怒って帰る光景を、璃子はただ黙り込んだ状態で見守るしなかった。