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私の逆ハー性活
第8章 ペットと彼女の狭間
***
翔の部屋に連れていかれると、そのままお姫様抱っこされたままベッドの渕に腰掛けた翔から、璃子は早急に口付けられた。
「んっ……んうっ……」
翔の首に両手を回したまま、璃子も熱い口付けに答えるよう翔の舌に自分の舌を絡める。
そうしながら心臓はさっきよりもドキドキしていて、緊張のし過ぎか翔の顔を見れなかった。
目を閉じ、ようやく唇が離されるとゆっくり目を開けた。
「璃子ちゃん、可愛いね」
穏やかな笑顔で見つめられ、そう言われると、胸がキュンとする。
ずるい。
ずるい……ずるい。
「何で俺を一番に選んでくれたの?」
このニコニコ顔に、私弱いのかも。
「翔さん……が好き……」
翔の顔から視線を下げながら、璃子は呟く。
すると相変わらず優しい声が降ってくる。
「俺も。好きだよ」
その言葉が嬉し過ぎるも、恥ずかしさで璃子は頬が緩みそうになるのをひたすら我慢するだけだった。