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第8章 ペットと彼女の狭間

「でも……ダメだね。俺の事好きな子が、夕と龍にいやらしい事されて喜んでちゃ」



急に璃子をベッドの上に降ろし、翔はそのまま璃子の体に毛布を掛ける。

そして黙ったまま、ベッドの側で服を着替え始めた。

その光景に璃子は、翔を見つめながら驚く。



……えっ、翔さん、しないのかな。

どうして……？ もしかして。



「……怒ってるんですか？」



恐る恐る質問すると、ニコリと微笑まれた。