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私の逆ハー性活
第1章 はじまり
この“野獣”達と同じ一軒家に暮らし始めて約一カ月が経つが、毎日心も体も彼等の言いなりで。
逃げ出す事もままならず、今もこうしてただ甘い声で喘ぐ事しか出来ずにいる。
「あっ、あんっ……! あっ、あっ……ダメェ……」
「腰を揺らしてるくせに、何がダメなのかな? 嘘つきな璃子ちゃんにはもっとお仕置きが必要だね」
楽しそうに微笑みながらソファの上で膝立ちし、璃子の腰まで捲り上げたスカートを馬の手綱のように掴んで。
後ろからぐちゅぐちゅと膣孔の中を自分の性器で突き上げる男は、二階堂 翔(にかいどうしょう)。
下はスーツ、上は白のワイシャツ姿。
清潔感のある黒髪、爽やかそうな顔立ち。
性格は穏やかで口調もおっとりしている割に、その笑顔からは想像出来ないぐらいに腹黒く……この一軒家の家主。
そして、一軒家で暮らす三人兄弟の中の、長男。
「あっ、はあっ……お仕置き、い、やぁ……翔さん、助けて……」
翔は首を横に振りつつ貫かれながら、涙を零す璃子を見ると嬉しそうに目を細め、ペロッと舌舐めずりしたかと思うと。
……更に激しくパンパン、パンパンと体のぶつかり合う音を響かせながら腰を振りたくり始める。
それは彼にとっては最高な行為でも、璃子にとっては最悪な行為でしかなく……
翔が何故そんなに嬉しそうな声を出すのか、理解さえ出来なかった。
「逃げらんないよ? 俺に一生服従するって、誓約書、書いてくれるなら、逃げてもイイけど」
「やあっ……! そんなのムリです……!」