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私の逆ハー性活
第2章 翔の愛


腰に回された両腕が、暖かく璃子の体を包み込む。



……翔さん?




その行動に一瞬璃子は不思議になったが、悩んでいる余裕はなく、ドキドキしながら呟くように言った。





「……翔さんにだけ、抱かれたいです……」




その後すぐに返事が返ってくるのかと思いきや、翔は黙ったまま。
ただずっと璃子の事を抱きしめて、体を離さない。



璃子はそんな翔に対して戸惑うも、ようやく話し掛けられるとホッと安心した。




「……うん。ありがとう、璃子ちゃん……」




……しかし、それも束の間。




「ヤバイなぁ、本当……」





続けて翔がボソッと呟くと、璃子は不思議になって振り返ろうとする。

翔が抱きしめたまま、首筋に連続でキスをしてくると、身動き一つ取れなかったが……。





「璃子……璃子……愛してる……」





キスと一緒に聞こえてくる言葉は、璃子の全身を甘く痺れさせた。
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