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私の逆ハー性活
第2章 翔の愛
……嘘であって欲しい。
しかし、目の前にあるテレビ台。
その上に置かれているテレビの隣には、一つのビデオカメラがベッドの方へ向けて置かれていた。
それに気づいて璃子は、喘ぎながら絶望した。
「あんっ、あっ、あっ、あっ、そんな……嫌ぁ……!」
「ほら、夕と龍、来て。璃子ちゃんが呼んでるよ〜。二人のも欲しいってさ〜」
「……っ、あっ、翔さ、ん……お願い、します……からぁ。助けて、ください……」
翔が笑っている事は振り返らなくても、その陽気な声を聞くと璃子には分かった。
泣きながら懇願すると、ピタッと翔の動きが止まり。その行動には不思議になったが。
すぐに後ろから聞こえてきた声に、現実へ引き戻される。
「おねだりしてくれたら良いよ。二人呼ばないであげても」
「……おねだり?」
「俺にだけ抱かれたいって言って?」
涙が目から溢れ、頬を流れると、同時に翔から体を抱きしめられた。