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私の逆ハー性活
第3章 夕の愛
「っ……!」
夕の言葉を聞いた途端、璃子は急いで部屋から出ようと早足で歩き出す。
夕はそんな璃子に対し、不服そうに眉根を寄せた。
「何だよ、その反応。……相変わらずムカつく奴」
そしてドアに片手をつき、璃子の通り道を塞ぐ。
その乱暴な態度に璃子は立ち止まるしかなく、同時にビクッと体を上手させた。
「……な、何? 夕くん……」
恐る恐るそうっと、夕の顔を見上げる。
まさかその後、夕から抱きしめられるとは思わなかった。
夕は璃子の体を後ろから両腕で包み込むと、璃子の耳元で甘く囁く。
「璃子……好き」
「っ……」
璃子は夕から伝わってくる体温と鼓動に、熱を上昇させた。