この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私の逆ハー性活
第4章 龍太郎の愛
……どうして……?
私お風呂になんて入っていたっけ……。
全然覚えていない。
動揺して湯船から出ようとすると、すぐ後ろから声が聞こえてくる。
「起きた?」
……えっ、この声って。
璃子は目をパチパチと瞬きさせながら、振り返った。
すると後ろで一緒に湯船の中浸かっている人物と、目が合う。
璃子の腰に両腕を回し、濡れた髪からポタポタと雫を滴らせている…………龍太郎と。
「り、龍ちゃんっ!?」
「少し強かったのかな、手の力。体を洗い終わるまでは起こさないつもりだったんだけど」
「何してるの!? 一体……!」
いつの間にか自分が湯船に浸かっている事にもだが、龍太郎が一緒にいるという事にも璃子は驚きを隠せなかった。