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第4章 龍太郎の愛

「……じゃあ、もっと綺麗にしようか。璃子さん、こっち向いて？」




そう言って龍太郎が璃子の体を自身の方へ向くように座り直させると、璃子は口を解放されたものの。




「もう声我慢しなくて良いからね」

「……んっ……っ、は……あっ……」





乳首を口内へ含まれると、龍太郎の両肩を握りしめ、声が出ないように下唇を噛み締めた。


……口を塞がれていた方がマシだったかもしれない。





淫らに喘げば、感じている事が龍ちゃんにバレバレ……。


また笑われる。





「っ……んっ……ううんっ……」





璃子は絡みつくような舌使いで乳首を舐められ続け、耐えつつ目をギュッと閉じた。




その後に聞こえてきた声は、優しく。




「声、我慢してるの？ 俺笑わないから、璃子さんの感じてる声聞かせてよ」




その言葉を聞いた途端、糸が切れたように璃子は喘いだ。