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第10章 ５日目　～絵里～

「そんな汚いものを見るために、私にわざわざテーブルの下にもぐれと言うのね。面倒だわ」

「あぁっ・・絵里様・・・申し訳ありません・・でも・・・どうか、どうかお願いします・・」

裕美子さんの身体が震えています。本当の限界が近づいているのでしょう。

「見てあげてもいいけど、出したオシッコはどうするつもりかしら。まさかその後始末まで私にしろって言うんじゃないでしょうね」

「・・そんな・・・そんなことは決して申し上げません・・裕美子が・・きちんと後片づけをいたします・・」

私が言っている「後始末」の意味を、裕美子さんはまだわかっていません。そんなことより、もう出したくて出したくてたまらないようでした。

「いいわ、それほど言うなら洗面器を変えてあげるから出しなさい。しゃがんだ方が下から良く見えるから、しゃがんでいいわよ」

私は洗面器を透明なものに変えるとテーブルの下に入り、排泄を許可しました。裕美子さんは、大きく開いた足をラビアを広げた指をそのままに、洗面器ぎりぎりの高さまで腰を落としました。ちょうど、相撲でいう「蹲踞（そんきょ）」のような姿勢と言ったら良いでしょうか。それを真下から覗かれ、しかもそのまま排泄しなければならないのですから、どれほどの恥ずかしさでしょう。

「え・・絵里様・・・どうか良く見てくださぃ・・・」

言い終わると同時に、すごい勢いの排泄が始まりました。もう１２時間以上も出すことを許されていなかったのですから当然です。