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第11章 ６日目　～美樹～

裕美子さんの上半身は完全に起こされ、一方で開いて吊られた両足はそのままでしたから、裕美子さんの身体は二つ折りにされたような状態で固定されました。開いて吊りあげられた両足の間を自分自身で覗き込むような姿勢です。

「あ・・ん・・・」

どんな姿勢であっても、吊りが長時間になれば、それだけでとても辛い責めとなります。裕美子さんの口から呻き声が漏れるのも無理はありません。

「きょうはまだトイレに行かせてなかったわね。出したいかしら」

美樹様からのお尋ねです。

「・・はぃ、美樹様・・・裕美子にオシッコを・・させてくださぃ・・・」

「そう。じゃあさせてあげるわ。絵里、用意しなさい」

「はい、美樹様」

美樹様のご命令で、私は裕美子さんが排泄するための道具を用意します。正確に申しますと、「排泄するため」だけではなく、出したものを裕美子さんが自分で始末するための道具でもあるのですが。

その道具は、裕美子さんの股間にあててオシッコを受けるためのコップのようなものなのですが、そのコップからはストローのようなものが出ていて、裕美子さんはそれを咥え、自分が出したオシッコを同時にその場で呑み干さなければならないのです。

コップの容量はごく小さいので、出し終わってから呑もうなどとすればすぐに溢れてしまいます。そして、本当に溢れさせてたりすれば・・・もちろん、厳しいお仕置きが待っています。