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貸出奴隷 裕美子
第2章 洗礼
「これで許してやる。土下座して挨拶しろ」
達也様がこう言ってくださるまで何発の鞭が裕美子に放たれたのかわかりません。両手を頭の後ろに組んで立った姿勢のまま、ご命令通りに前を向き、横を向き、後ろを向きしながらひたすらお仕置きの鞭を受けました。お尻、背中、お腹、乳房、両足の外側、内側・・・裕美子の身体でみみず腫れのない場所は顔と腕だけ・・皮膚が破れて血が滲んでいる場所も、5か所や10か所ではありません。それから丸二日たった今も痕が消えないのはもちろん、その後も何度か鞭をいただいていることもあって、シャワーを使わせていただいてもそれが沁みて全身に激痛が走ります。「シャワーを浴びていいぞ」とのお言葉さえも裕美子にとってはお仕置き・・・達也様は本当に厳しく、恐ろしい方でした。
私は崩れ落ちるように地面に土下座しました。
「達也様・・ゆ、裕美子に厳しいお仕置きをくださって、あ・・・ありがとう・・ございました。達也様に・・ご満足・・・いただける家畜奴隷と・・なれるよう、どうか厳しくご調教・・・くださいませ・・どうか・・どうかお願いいたします・・・」
「こんなのはほんのお遊びだ。俺のところにいる間は満足に寝る暇もない。いいな」
「・・・は・・はぃ・・達也様」
達也様はその場で裕美子に首輪をおつけになりました。
「ついて来い」
今のは「お遊び」・・
これから始まるご調教に怖れおののきながら、裕美子は首輪のリードを引かれて四つん這いで達也様についていきました。