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貸出奴隷 裕美子
第13章 裕美子の深層
ご主人様

このお手紙を書くのに、ずいぶん時間がかかってしまいました。今は何時ごろなのでしょうか。きっともう夜中ですね。この地下室には時計もないので、裕美子には分からないのですが。

でも、ここでは時間など関係がありません。達也様にお許しをいただくまで、その日のご調教が終わることはありません。今日は何も言っていただいていませんので、これからまだご調教があるのかもしれません。いえ、「今日は」ではなく、さらに一週間、こちらでのご調教をお受けしなければならないのかもしれません。

今思い出してみても、本当に辛い毎日でした。もう限界、と幾度も思い、心が折れそうになりました。でも裕美子はご主人様に言われました。裕美子がここでのご調教で達也様にご満足いただけなかったら、それはご主人様のこれまでのご調教が行き届いていなかったことになる、ご主人様に恥を書かせることになる、と。だから裕美子は、精一杯おつとめしました。でも・・結局、粗相をしてはお詫びし、お仕置きをいただくことの繰り返しでした。裕美子はいつまでたってもダメな奴隷です・・


申し訳ありません・・・ご主人様・・
でも・でも・・わがままを言います・・・


裕美子をお見捨てにならないでください
裕美子をご主人様の奴隷でいさせてください
これからもおそばにおいてくださぃ・・・


ご報告はこれで終わりです。裕美子は地下室の入口に向かって土下座して、次のご命令をお待ちします。

読んでいただいて、ありがとうございました・・
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