この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
貸出奴隷 裕美子
第13章 裕美子の深層
「裕美子のおかげで絵里までひどい目にあったって聞いて見に来たの。絵里、つけられたばかりの鞭痕に塩はどんな味だったかしら」

「はぃ・・・とても・・とても辛くて・・泣きました・・」

「恨みをはらしたいなら、今から同じことを裕美子にしてもいいわよ」

「・・いぃえ・・絵里は・・達也様のご命令に従っただけです・・裕美子さんに恨みなどは・・」

「あいかわらず優等生ね。だから苛めたくなるんだけど」

美樹様は、うすら笑いを浮かべていらっしゃるようでした。

「絵里、あなたの調教は今日はもう終わりよ。部屋に戻って休みなさい」

「はぃ・・美樹様・・・本日のご調教、ありがとうございました・・」

絵里様は改めて深々と頭をさげ、美樹様にお礼を申し上げると、四つん這いになって地下室を出ていかれました。絵里様へのご調教は終わり、と美樹様は言われました。ということは、裕美子にはまだご調教が行われるのでしょうか・・・

「さて・・・裕美子」

「は、はぃ・・美樹様・・」

どんなお言葉があるのか、緊張してお待ちしました。

「これから、今日の調教の報告を書くこと。もちろん祐二さんに向けて。絵里が裕美子の身代わりで拷問されるところから今までの分だけでいいそうよ。達也からの命令」

「はぃ・・かしこまりました、美樹様・・」

「そのあとのことは私も聞いてないから、書き終えたら待機していなさい。いいわね」

「はぃ、美樹様・・あ・・あの・・・」

「何かしら」

「ゆ・・裕美子への・・・本日のご調教は・・・」

もう終わったのですか、とお聞きしたかったのです。でも、奴隷の側から問うて良いことではありません・・・

「・・あ・・・いぇ・・・何でもありません・・失礼・・しました」

「ふふ。まだ調教が続くのかって? 言ったでしょ、このあとのことは私も聞いてないって」

「は・・はぃ・・申し訳ありませんでした・・」

それだけ言って、美樹様も地下室を後にされました。
/213ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ