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甘くてやさしいキスをして
第3章 彼の表と裏
目の前で優しく微笑む鈴木さんは、33歳で営業部主任になったキレ者だ。
私は入社後、海外事業部に配属されたのだけれど、2年前、営業部に異動になった。
主任の補佐につき、営業部での仕事を覚えた。
学ぶことも多くて、もっと主任の下で働きたかったのが本音だ。
「藍沢とコンビを組めば広瀬はもっと成長出来る。そう期待して俺は優秀な片腕を手放したんだから頑張ってくれよ」
そう。藍沢と私を組ませたのは主任だった。
主任は私を認めてくれていて、だから期待に応えたいと頑張っている……頑張っているつもりだけど……。
私は入社後、海外事業部に配属されたのだけれど、2年前、営業部に異動になった。
主任の補佐につき、営業部での仕事を覚えた。
学ぶことも多くて、もっと主任の下で働きたかったのが本音だ。
「藍沢とコンビを組めば広瀬はもっと成長出来る。そう期待して俺は優秀な片腕を手放したんだから頑張ってくれよ」
そう。藍沢と私を組ませたのは主任だった。
主任は私を認めてくれていて、だから期待に応えたいと頑張っている……頑張っているつもりだけど……。