この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
そそり勃たせる人妻
第1章 ゼンギは人混みの中から
「よく休みの日に出てこられたね。旦那さん、怒ってたんじゃない?」
「もう、夫婦の仲なんて冷めちゃってるからそんなにはならないのよ。それに、あの人には他に女がいるみたいだし」
「フ~ン」
「海老原くんこそ、彼女は?急な休日出勤なんかしちゃって怒っているんじゃないの?」
「こっちももう諦められちゃっているみたいだから、どうでもいいんだよ」
人、人、人でごったがえしている骨董展示販売会の会場。
日曜日という休日に役員の趣味に同行させられているのは総務課長の海老原佳明(38歳)と秘書課の藤田麻由美(42歳)。
二人は年甲斐もなく人込みの中をチョコマカと動き回る老人の後ろを付いて回ることにもううんざりしていた。
二人が近づいた際にボソボソッと交わすそんな会話もそう長くは続かない。
「もう、夫婦の仲なんて冷めちゃってるからそんなにはならないのよ。それに、あの人には他に女がいるみたいだし」
「フ~ン」
「海老原くんこそ、彼女は?急な休日出勤なんかしちゃって怒っているんじゃないの?」
「こっちももう諦められちゃっているみたいだから、どうでもいいんだよ」
人、人、人でごったがえしている骨董展示販売会の会場。
日曜日という休日に役員の趣味に同行させられているのは総務課長の海老原佳明(38歳)と秘書課の藤田麻由美(42歳)。
二人は年甲斐もなく人込みの中をチョコマカと動き回る老人の後ろを付いて回ることにもううんざりしていた。
二人が近づいた際にボソボソッと交わすそんな会話もそう長くは続かない。