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そそり勃たせる人妻
第6章 パンティ狂争曲 ~麻由美の仕掛け~
その突然の切り出しに危うく飲んでいた水を噴出しそうになり咳き込んだ。

「ゴフォン、ゴフォン」

うろたえた海老原は気を落ち着けようとまた水を口に入れる。

「言ってたわよ、『私は海老原課長のセックスの虜』だって」

これ聞いてはさすがに水をブッと噴出してしまった。

「ちょっとぉ、きたないわねぇ」と言う麻由美の目は怒っているのではなく、むしろしてやったりとほくそ笑んでいる。

それに対して「だってなぁ」と噴出してしまった水を拭きながら言い訳をしようとするが次の言葉が続いてこない。

ウェイトレスも麻由美の注文したランチを持ってきながら「大丈夫ですか」とおしぼりを先に出してきたが、麻由美は「大丈夫ですよ」と笑いながら言ってランチだけを受け取りサッサとその女を返した。
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