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第8章 もっと狂おしく

一つ下の階はセクシーランジェリーの売り場。

隠す面積の極端に少ないパンティやブラを中心にシースルーのベビードール等が陳列されているが、下着に関してはノーマル派の海老原には全く興味が沸かなかった。

それは麻由美も同じらしくフ～ンといった具合で流して見ていく。

ただ穴の開いたオーバック・パンティを見つけると、「これなんの役に立つの？」と手にとって見ていた。

「そういえば、昨日はここにあるような感じのだったろう」と海老原は昨晩、麻由美からもらったパンティのことを聞いてみた。

「そうねぇ、でもあれは普通のお店で買ったのよ。ここにあるのより普通だったでしょう」

「まぁな」