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そそり勃たせる人妻
第8章 もっと狂おしく
「そんな他の男の人のなんか触らないわよ。あっ、でもこのまえ、コウジ君、娘の彼氏がね、わたしを見ただけで少しここを膨らませてたかな。フフフ」
「どんな格好してたんだよ」
「普通のお洋服を着てたわよ」
麻由美の長い爪の先が硬くした裏スジをスーッとなぞっていくと、思わず海老原は腰を浮かした。
「感じる?」
「うん」
信号で停車すると右に別の車も停まった。
「もしかして向こうから見えてるかな」
「見えてないよ、下は」
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