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水蜜桃の願い
第2章  先生と生徒


ごくりと喉を鳴らすと同時に、再び、擦り合わせるようにして弄られる乳首。
びくびくと反応する身体を捩らせる。
中途半端に刺激されたままのずくずくと疼いたままのそこをひくつかせながら。


「いきたくないの?」


掛けられた問いに首を振る。
いきたい。いきたくて、もう勝手にそこは痙攣している。そしてそのたびにまた、奥が疼いてたまらなくなる。
乳首に与えられ続ける刺激はそれをさらにエスカレートさせていく一方だった。
……でも自分から先生に押し付けるなんてそんな恥ずかしいこと──頭の片隅にまだ残っているその気持ちが私を躊躇させていたら。


「だったら────」


早く、とまるで追いたてるような口調で先生が口にした。
乳首を弄る指先がゆっくりになり、もどかしさを覚えてしまう。
なのに言葉ではまた、ほら、と急かされて。
全身が心臓になってしまったかのような感覚。荒くなる呼吸を押さえるように、口元を両手で押さえる。
恥ずかしい……恥ずかしすぎるのに、もう身体の疼きは誤魔化せないところまできていた。
生唾を飲み込む。
かろうじて残っていた理性をとうとう取り込んだ欲情のままに、 少しずつ膝を開く。



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