この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
水蜜桃の願い
第5章  甘やかな願い


その答えに戸惑うかのような反応を見せた姿は、続けた激しい突き上げに一瞬にして消えた。
与える快楽に飲み込まれていくかのような彼女を見ながら、俺もまたその姿にさらに追いたてられて。

互いを互いが煽るような深い交わりの絶頂が、やがて彼女を襲う。
きつく締め付けられる自身も解放を訴えていたが、堪えた。


まだだ。まだ、もっと。
もっとこの子を愛し尽くしたい────。


そのまま彼女を倒す。
仰向けになったその身体に覆い被さり、繋がったままのそこを確認するように揺さぶる。
ダメ……と抵抗する言葉は弱く、待って、という願いすら唇で塞いだ。
んん、と漏れ聞こえる苦しそうな声。
なのに、首に回されてきた両腕で俺を引き寄せ、口づけに必死で応えようとしてくる。
そんな姿が愛しくてどうしようもなくて、そのままゆっくりと深く彼女を突き上げながら、ひたすらに舌を絡ませる。絡ませ合う。

感じている顔が無性に見たくて、少しだけ唇を離した。
汗に濡れた髪。
額に……頬にかかっているそれを避けさせながら、再び、リップ音を鳴らすように何度も触れあわせる。
離すたびに、惜しむようについてくる唇からは、はあはあと乱れた息がこぼれていた。


/406ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ