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第2章 　先生と生徒

ちら、と視線をそこに移した。
まだ下着に包まれたままの先生のもの。
直接触れたくて、下着に手をかけて下ろそうとするも勃ち上がっているものに引っ掛かり、ん、と一度それを外してから、引き下げた。
あらわになったそれは、おなかにくっつくぐらいに反り返っていて、すごい……と思わず呟いてしまった。
はっと我に返り、意識を下着へと戻し、先生の足から抜き取った。

再びそこに視線を戻し、衝動のままに、そっと手のひらを這わせる。


「かちかち……」


その硬さに嬉しくなった私は、そのままそれをきゅっ、と握った。
びく、と先生の身体が揺れ、は……と息を漏らしたのがわかった。
感じてくれてる──その事実が嬉しくて、もっと気持ちよくさせたくなって、手首を使って上下にゆっくりと動かす。
悩ましく発せられる吐息を耳が捕らえ、身体の奥が疼くのがわかる。

身体を動かそうとしている気配にそっちを見ると、後ろ手をついて起こした上半身を支えている先生。
視線を合わせた途端に細められた。
その切なげな眼差しにたまらなくなる。