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レンアイ×トライアングル
第11章 溢れる想い × 彼女の涙

「……また泣かせちゃったな」
……あ。
私の目からは涙がこぼれていた。
「これは…悲しくて泣いてるんじゃない…です」
……嬉しくて、愛しいから。
「……そっか。じゃあ許してもらえるかな」
と圭吾は小さく呟き、そっと唯の涙を指で拭った。
裸のままベッドに横たわり、鈴木さんに腕枕をされ、頭を撫でられる。
間近にある彼の顔をじっと見ていると、鈴木さんが私を見て微笑んだ。
「どうしたの?」
「あの……眼鏡がないと印象が違うなって」
「そうかな?実はあんまり度は入ってないんだ。かけないならかけなくても別に支障は……」
「か、かけて下さい」
……職場でこんな色気を振りまかれたら大変だよ。眼鏡かけてないと全然印象変わるんだもん。
「だからかけなくてもちゃんと見えてるよ」
と鈴木さんは視線を下ろした。
はっ!!
私は、慌てて毛布を手繰り寄せると顔の半分までスッポリと収まった。
鈴木さんはクスクスと笑い、私の額にキスをした。
……あ。
私の目からは涙がこぼれていた。
「これは…悲しくて泣いてるんじゃない…です」
……嬉しくて、愛しいから。
「……そっか。じゃあ許してもらえるかな」
と圭吾は小さく呟き、そっと唯の涙を指で拭った。
裸のままベッドに横たわり、鈴木さんに腕枕をされ、頭を撫でられる。
間近にある彼の顔をじっと見ていると、鈴木さんが私を見て微笑んだ。
「どうしたの?」
「あの……眼鏡がないと印象が違うなって」
「そうかな?実はあんまり度は入ってないんだ。かけないならかけなくても別に支障は……」
「か、かけて下さい」
……職場でこんな色気を振りまかれたら大変だよ。眼鏡かけてないと全然印象変わるんだもん。
「だからかけなくてもちゃんと見えてるよ」
と鈴木さんは視線を下ろした。
はっ!!
私は、慌てて毛布を手繰り寄せると顔の半分までスッポリと収まった。
鈴木さんはクスクスと笑い、私の額にキスをした。

