この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
レンアイ×トライアングル
第14章 おまけ
「……だから、その歳で主任になれたんですかね。早くもっと偉くなって下さい。そしたら俺らの仕事がやりやすくなる」
藍沢はビールを一口飲んだ。
「俺はそんな立派な人間じゃないよ。でもそう思われてるなら、瀬戸……お前の影響だよ」
「は?俺はそんなお人好しじゃねーよ」
「もっとも俺はもっと自分本位で動いてるけどな」
圭吾は微笑んだ。
「どんなふうに?」
「鳴海くんと仲良くしてるのは、もちろん彼自身を気に入ってるのもあるけど、それだけじゃない」
「牽制だよ。鳴海くんへの」
圭吾はニッコリと不敵な笑みを浮かべた。
「………なんで主任がこの若さで今のポストにつけたのか分かった気がします……」
「………そうだな」
3人の夜は更けていった。
END--
藍沢はビールを一口飲んだ。
「俺はそんな立派な人間じゃないよ。でもそう思われてるなら、瀬戸……お前の影響だよ」
「は?俺はそんなお人好しじゃねーよ」
「もっとも俺はもっと自分本位で動いてるけどな」
圭吾は微笑んだ。
「どんなふうに?」
「鳴海くんと仲良くしてるのは、もちろん彼自身を気に入ってるのもあるけど、それだけじゃない」
「牽制だよ。鳴海くんへの」
圭吾はニッコリと不敵な笑みを浮かべた。
「………なんで主任がこの若さで今のポストにつけたのか分かった気がします……」
「………そうだな」
3人の夜は更けていった。
END--