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禁断の快感
第1章 二元妻
電話の通り私は午後7時に帰宅しました。

「ただいま」
疲れた声の調子の私です。

「お帰りなさい♪」
明るい声で出迎える普段通りの妻でした。

いつもならこの声で疲れは吹っ飛んで
しまうのですがこの時ばかりは
その明るさが「何だ何だ。他の男に
抱かれた事がそんなに嬉しいのか!?」
心の中で叫んでいました。

私「今日は疲れたよ。ちょっとめまいが
するんだ」

本当にそんな状態です。

妻は私のおでこに手を当てて
「熱はないみたいね」
そう言いながら背広を脱がせて
ラフな部屋着に着替えさせてくれました。
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