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二人の距離は350m
第10章 初夜
駒生はエイッと露葉をベッドに押し倒した。

「ひゃッ…んんッ…」

唇を重ねてその身体を抱き締めるうちに、駒生の胸に露葉への愛しさが込み上げてくる。

「好きです、露葉さん」

「…初めて言ってくれましたね?嬉しい…」

駒生の背中に腕を回して、露葉は下から彼にしがみついた。



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