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二人の距離は350m
第11章 新生活
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一晩中愛を確かめあった翌朝、ツヤツヤした肌の露葉とややグッタリ気味の駒生はホテルから学校へ直行した。
二人揃って校長室に行くと、既に貴美から連絡があったと鈴木は苦い顔で言った。
「見合いについては大人同士の問題だからいいがね、校長という立場上、在学中の生徒と教師の恋愛を黙認するわけにはいかんのだ。別に顔に泥を塗られたからとか、そういうことを言っているんじゃないぞ?つまり、どうしても目崎君と交際すると言うなら教育委員会やPTA対策として伊丹先生には別の学校に転任してもらうことになると思うんだ」
一晩中愛を確かめあった翌朝、ツヤツヤした肌の露葉とややグッタリ気味の駒生はホテルから学校へ直行した。
二人揃って校長室に行くと、既に貴美から連絡があったと鈴木は苦い顔で言った。
「見合いについては大人同士の問題だからいいがね、校長という立場上、在学中の生徒と教師の恋愛を黙認するわけにはいかんのだ。別に顔に泥を塗られたからとか、そういうことを言っているんじゃないぞ?つまり、どうしても目崎君と交際すると言うなら教育委員会やPTA対策として伊丹先生には別の学校に転任してもらうことになると思うんだ」