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二人の距離は350m
第5章 関係
「先生は、私が先生以外の人とセックスしても平気なんですか」

「僕に、君の恋愛に口を出す権利はありませんよ」

「だったら!私が誰とも付き合わなくても文句ないですよね」

「…いつまでも僕なんかと こんな関係を続けていても良いことなんて1つもありません。それよりもっと学生らしい恋愛をすべきだと、僕は思います」

「それこそ大きなお世話です!」

「すみません、でもぶふッ!?」

皿を拭いていた布巾を、露葉は伊丹の顔に押し付けた。



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