この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
二人の距離は350m
第7章 本当の気持ち
「分かった、分かったから妻にバラすのだけは勘弁してくれ」

よほど妻が恐ろしいのだろう、すっかり怯えた巳道は土下座して許しを乞うた。

制服のホコリを払い、露葉は無言で指導室を後にする。
平静を装えたのはトイレの個室に入るまでで、タイルの冷たい床に膝からくずおれた露葉はカギもかけずに洋式便器を抱え込むようにして嘔吐した。

(気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!)

巳道に掴まれた手首の痛みや、のし掛かる体の重さ、タバコ臭い息づかいも何もかもがおぞましく耐え難い記憶だった。


/150ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ