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シリウスの小説執筆方法論
第13章 自分の書いた『出来事』に臨場感を出すには
あの文は、すべて僕が経験したことの“事実”の羅列だけなのです。
『揉んだ』『声を上げた』『激しく動いた』という動作の描写をしているように思えますが『~した』とい事実を書いているだけです。
これだと、新聞記事と変わりありません。
唯一違うのは、感情表現が入ってることだけでしょうか。

事実は伝わりますが、臨場感がなく、感情移入しにくくなります。
感情移入しにくいと小説としてはマイナスです。

では前の文に“僕が見たことを”を加えてみましょう。

≫僕は彼女の大きくて、やわらかそうな胸を揉んだ。
≫僕の指が肉に食い込んだ。
≫「あんっ!」
≫彼女が眉毛を寄せ、のけ反り、喘ぎ声を上げた。
≫僕は興奮した。
≫僕は彼女に挿入した。
≫そして激しく動いた。
≫「ああっ! いいっ!」
≫彼女が髪を振り乱し、喘ぎ声を上げた。
≫僕は二週間ぶりだったから我慢できなかった。
≫「中に出すよ!」
≫「いいわよ、来て!」
≫彼女は切なそうな顔をして、僕を見つめた。
≫そして僕は初めて彼女の中に射精した。
≫とても気持ち良かった。


“僕の見た彼女の反応”を付け加えました。
どうでしょう?
少し臨場感が出てきたと思います。
これ小説では最低限必要なことです。
これが“描写”と言われるものです。
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