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シリウスの小説執筆方法論
第15章 一人称か? 三人称か?
更に別な場面では
『そのトオルの表情からは、彼が何を思っているのか読み取れなかった。』
と都合悪い時には「相手の心を読まない」とかやられると、もはや、「さっき、トオルの心情書いてたじゃん、あなたはどんな立ち位置の人?」と問いただしたくなります。
人の心の中に入れる「神の視点」なのですが、できれば、できれば、主人公以外の心理描写は避けたほうがいいです。
もし書きたいのであれば、章を別にして、今度はその違う登場人物視点だけを書くのは問題ありません。
まだ注意点があります。
逆に主人公サイドの「神の視点」なのに「サヤカ(主人公)は昨日徹夜でもしたのだろうか、赤い目をして母親に、おはようの挨拶をした」と、主人公の描写を推測で書いてしまうことです。
あくまで三人称は、主人公のすべてを知っている前提で書かなければなりません。
でも、です。
私もたまに「三人称」で、誰の心情も書かない、ただの「カメラ視点」だけで、書くことがあります。
以上のことからも、「三人称」というのは、幅が広くて初心者では扱いにくいことが多々あると思います。
『そのトオルの表情からは、彼が何を思っているのか読み取れなかった。』
と都合悪い時には「相手の心を読まない」とかやられると、もはや、「さっき、トオルの心情書いてたじゃん、あなたはどんな立ち位置の人?」と問いただしたくなります。
人の心の中に入れる「神の視点」なのですが、できれば、できれば、主人公以外の心理描写は避けたほうがいいです。
もし書きたいのであれば、章を別にして、今度はその違う登場人物視点だけを書くのは問題ありません。
まだ注意点があります。
逆に主人公サイドの「神の視点」なのに「サヤカ(主人公)は昨日徹夜でもしたのだろうか、赤い目をして母親に、おはようの挨拶をした」と、主人公の描写を推測で書いてしまうことです。
あくまで三人称は、主人公のすべてを知っている前提で書かなければなりません。
でも、です。
私もたまに「三人称」で、誰の心情も書かない、ただの「カメラ視点」だけで、書くことがあります。
以上のことからも、「三人称」というのは、幅が広くて初心者では扱いにくいことが多々あると思います。