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シリウスの小説執筆方法論
第3章 『エッセイ』書き方
①見聞きしたことを書く
まず①ですが、自分が「おやっ」と思ったことのエピソードを書きます。
エッセイは、この「おやっ」と思ったことに対して、あなたが何を思ったかを伝えることが、目的です。
この「おやっ」は、人それぞれです。
それが独創的であるほど、読んで面白くなります。
その印象に残ったシーンを書くのがいいでしょう。
書き出しはやっぱり、事実説明よりも、臨場感を持って書くのがいいでしょう。
日常生活のワンシーンなら……。
※
夕方の帰宅途中だった。
駅の改札を出た。
今日は温かい、そろそろマフラーはいならないな……。
私はそう思い、マフラーを首の周りから解き、首からだらりと掛けたまま歩き出した。
いつもの川沿いの道に来た。
ふと土手に目をやる。
「おやっ」
まだ雑草も生えない土の表面に、ふきのとうが顔を出しているのを見つけた。
※
何かについての「感想」というと、いきなり②の「情報」から書きたくなります。
例えば
「夕方駅からの帰り道、川沿いの土手で、ふきのとうを見つけた」
という事実説明で始めるのは、あまり上手い書き方ではありません。
書き出しで「ん、なんだ? なんだ?」と思ってもらうことを狙いましょう。
小説もおなじですね。
エッセイでも多くは、その体験談から始まります。
まず①ですが、自分が「おやっ」と思ったことのエピソードを書きます。
エッセイは、この「おやっ」と思ったことに対して、あなたが何を思ったかを伝えることが、目的です。
この「おやっ」は、人それぞれです。
それが独創的であるほど、読んで面白くなります。
その印象に残ったシーンを書くのがいいでしょう。
書き出しはやっぱり、事実説明よりも、臨場感を持って書くのがいいでしょう。
日常生活のワンシーンなら……。
※
夕方の帰宅途中だった。
駅の改札を出た。
今日は温かい、そろそろマフラーはいならないな……。
私はそう思い、マフラーを首の周りから解き、首からだらりと掛けたまま歩き出した。
いつもの川沿いの道に来た。
ふと土手に目をやる。
「おやっ」
まだ雑草も生えない土の表面に、ふきのとうが顔を出しているのを見つけた。
※
何かについての「感想」というと、いきなり②の「情報」から書きたくなります。
例えば
「夕方駅からの帰り道、川沿いの土手で、ふきのとうを見つけた」
という事実説明で始めるのは、あまり上手い書き方ではありません。
書き出しで「ん、なんだ? なんだ?」と思ってもらうことを狙いましょう。
小説もおなじですね。
エッセイでも多くは、その体験談から始まります。